はじめまして!
2018年から在宅ライターとして働き始めた主婦・こんぶです。
初回は自己紹介も兼ねて、私が在宅ライターになるまでのお話をさせて頂こうと思います。
根拠ゼロの自信でかたっぱしから落ちまくった就活期
私は物心ついたころから本を読むことが大好きで、暇な時間を見つけては机に向かって小説を書いているような子供でした。
ただし、国語は大得意だった一方で数学や理科など理数系科目はまるでダメ。
自分は文系として生きていくんだなぁ…と中2くらいのときに悟りました。
就活をする頃には、なんとなく文章を書く仕事がしたいと思い、出版社や新聞社、コピーライターのイメージがあった広告系の企業など、有名な会社を中心に応募していました。
あの時の私は根性論で物事を考えていて、
「こんなに文章を書くことが好きなんだから絶対内定もらえる★」
「私は文章を書くことが好きなんだ!だから、それを仕事にして生きていくんだ!」
というような、根拠ゼロの自信だけで突き進んでいたんですね。
我ながらめちゃくちゃポジティブで明るい良い子だと思うんですが(笑)
当然こんなことでは企業から内定をもらえるはずもなく、あえなく撃沈しました。
人生一番の黒歴史、営業職時代の話
仕方なく入社したのは、自分でも全く想定していなかった人材系企業の営業職でした。
この人材業界の営業時代は、とにかく過酷でした。
毎月毎月高いノルマが課せられ、朝8時から夜10時近くまでひーひー言いながら働きました。
毎月の会議では、1位から最下位まで書いてあるランキング表が配られ、目標達成できなかった人はその場に立たされて叱責されるのが普通でした。
仕事終わりには社内コミュニケーションで毎日のように飲みに行き、
土日も取引先とのゴルフやら行きたくもない親睦会やらで何かと予定が入っている日々。
社用携帯は365日持ち歩く決まりなので、心が休まる時間はほぼ皆無です。
もともと机に向かってひとり小説を書いているのが好きだった私からすると、地獄でした。
何度も転職しようと思いましたが、転職するにもエネルギーが必要なんですよね。
生活していくために働かなくてはいけないし、転職活動しまーす!といって休むわけにはいかない。
そろそろ精神的にまずいかなぁ…と思い始めたのは入社して3年目のころでした。
「会社辞めて、結婚したい」
転機になったのは、恋愛でした。
メンタルがぼろぼろになっていた私は、当時付き合っていた彼氏に仕事の愚痴をこぼしまくっていました。
私の人生どこで間違ってしまったんだろう、どうしたら抜け出せるんだろう?とLINE電話で毎日のように聞かされていた彼氏も地獄だったと思います(笑)
そしてある日、彼氏からこう言われました。
「これから自分はどうしたいのかハッキリ言ってごらんよ」
え、本当に本心からどうしたいのか言っていいの?と戸惑いながらも、私は言いました。
「会社を辞めてあなたと結婚したいです」
我ながら、ストレートな一言だったと思います(笑)
そして、そのまま私は会社を辞め、私たちは結婚しました。
文章を書く仕事に近づくことだけを考えた
この出来事があってから、私の考え方は180度変わったと思います。
正社員を辞めて金銭的には余裕がなくなったけれど、お金をたくさん稼ぐことよりも好きな仕事をすることの方が自分には合っていると気づいたんです。
やりたくない仕事をやりながら愚痴にまみれて苦しかった日々には絶対に戻りたくない。
その考えは数年経った今でも一ミリも変わっていません。
営業職を辞めてからは、ずっと自分がやりたかった「文章を書く仕事」にこだわって働きました。
出版社や新聞社は、正社員での入社は難しくても、派遣・アルバイト・パート・契約社員などの雇用形態なら意外とすんなり入ることができます。
未経験から編集やライターなどの職種で雇ってもらうのは難しいので、まずはアシスタントでも事務でもいいからとにかく興味のある業界をのぞいてみよう、と思いました。
結果的には、アシスタントでも事務でも学ぼうと思えばいくらでも学ぶ機会がありました。
「本当はライターを目指しているんです」
「編集にも興味があります」
と口に出していたら、編集会議で企画出しに参加させてもらえたり、小さなコラム欄の執筆をやらせてもらえたり、校閲の方法など文章を書く上で勉強になることも教えてもらえました。
何よりも「好きな業界で興味のある景色を見ている」
そのことが嬉しくてたまらなかったです。
文章を書く仕事ならどこでも出来る!
しばらくは興味のある業界でいろいろな雇用形態で働いていた私ですが、妊娠をきっかけに完全在宅の仕事に切り替えることにしました。
というのも、つわりがひどくてとても出社できる状態ではなくなってしまったんです。
一般的につわりは一過性のもので、長くても数カ月で良くなる人が多いのですが、体調が悪くベッドで臥せっている間に今後の働き方についていろいろ考えを巡らせました。
そもそも私は正社員ではないので、産休育休をとって職場復帰できる保証もありません。
さらに、復帰後の勤務状況は子どもの体調に左右されて大変、という話もよく聞いていました。
加えて我が家は転勤族のため、夫の仕事の関係でいつ引っ越しになるかもわからない状態。
「そうだ、在宅ワークしよう!」
と、自然と思い至りました。
私がやりたい仕事は文章を書く仕事なので、在宅ワークとの相性も良好。
私の生き方はこれだ!という人生の道しるべを見つけたような気持ちになりました。
そこからどのように在宅ライターで稼げるようになったのかは、以下の記事で紹介しています。↓