この記事では、専業主婦から初めて在宅ライターを目指す人向けに
「在宅ライターにはどんな種類があるのか」
「在宅ライターで働き始めるにはどうしたらよいのか」
について解説したいと思います。
自宅で本当に仕事が成立するの…?と不安な方もいると思いますが…大丈夫です!
今はPC一つあれば自宅にいてもライターとして十分に稼ぐことができます。
初心者には ” Webライター ” がおすすめ
みなさんもご存じの通り、ライターとは「文章を書く仕事」です。
ライターの種類はどんなライティングをするかによって細分化されており、あまりに幅が広すぎるためにここでは紹介しきれませんが、
ほんの一部を紹介するとコピーライター・シナリオライター・ブックライター・グルメライター・Webライター・取材ライターなどが挙げられます。
さらに今の時代、これらの仕事は在宅ワークを導入しているものがほとんどです。
なぜなら、文章を書いて納品する作業はWordpressやGoogleドキュメント、指示出しや情報共有はGoogleスプレッドシートやExcel、ミーティングやクライアントへの取材はZoom…など、ライターの仕事はパソコン一つあれば完結するからです。
その中でも、初心者が在宅ライターとしてすぐに仕事を始められるのは「Webライター」です。
特に、初心者×主婦で在宅ライターを始めるなら、Webライター一択といっても過言ではありません。
仕事を詰め込み自滅…初心者Webライターだった私の失敗談
私は、第一子がまだ0歳だった2018年に在宅ライターを始めました。
※ライターとして働くのも在宅で働くのも全くはじめての経験です。
はじめは、憧れていた「文章を書く仕事」にワクワクしていたのですが…現実は違いました。
ただでさえ深夜の授乳や夜泣きで睡眠時間が削られる育児生活。
くわえて、初めてライターとして働く不慣れ感と、納期に追われているという焦燥感。
結果的に、追い詰められながらなんとか仕事をこなす生活になっていました。
納期が迫っている時は、夫にも当たり散らしていました。(本当に申し訳ない)
私がこのような状況に陥った理由は「キャパ超え」です。
主婦から在宅ライターを目指す方に言いたいのは、
すきま時間を使って働き、時間に余裕を持つこと
仕事量を調節してキャパシティ内で働くこと
この基本を常に忘れないことです。
Webライターは「え?こんなに簡単でいいの?」と思うような手軽なライティングや、20分で終わるような文字数の少ない仕事もたくさんあるため、余裕のある働き方が十分に可能です。
収入さえこだわらなければ、Webライターは初心者や主婦にぴったりの仕事なのです。
Webライターは小さな実績の積み重ねが大切
文章を書くことが好きな人であれば、将来は文章に関わるこんな仕事やあんな仕事に就けたらいいな…と夢見ているかもしれません。
ちなみに私は、コラムライターとして雑誌やWebの連載を持ってみたい!と途方もなく大きな夢を見ています。(夢を見るのは自由ですよね!笑)
しかし、数年ライターとして活動してみてわかったことは、「塵も積もれば山となる」という言葉はWebライターのためにあるのか?と思うくらい、この仕事は小さな実績の積み重ねが大切だということです。
ライターは無資格で誰でもチャレンジできる仕事。
今やパソコンひとつあれば今すぐにでも仕事が受注できる世界です。
はじめは単価の安い小さな仕事から始まるので「もっと壮大な仕事がしたい!」と思うかもしれませんが、たくさんのライターがいる中で未経験の初心者ライターを信用してもらうには、やはり「実績」が必要なのです。
そして、その実績と経験がいつか大きな仕事に繋がるのがライターの面白いところだなと思います。
私自身、数年続けてみてその面白味を体感しています。
最初から仕事を詰め込みすぎてパンクすると仕事の継続が難しくなり本末転倒なので、まずは無理せず働ける時間に少しずつライティングを始めることをおすすめします。
在宅のWebライターはこうやって稼ぐ!
ここまでは、在宅のWebライターが主婦にぴったりの仕事だというお話をしました。
ここから先は、具体的に「Webライターとしてどのように稼ぐのか?」という話に入ります。
私が主婦としてWebライターの仕事を始めようと決意したとき、はじめにぶつかった壁は「まず何をしたらいいのかわからない…」ということでした。
そこで、いろいろな本を読んだりネットで情報を収集したりしてわかったことは
「初心者はまずクラウドソーシングサービスに登録するべし!」
ということです。
このあと紹介しますが、クラウドソーシング以外の方法でもWebライターとして働くことはできます。
しかし、まったくの未経験から始めるであれば、経験を確実に積むことができるクラウドソーシングから始めるのが一番効率の良い方法だと思います。
それでは、在宅ライターとして稼ぐ方法について具体的に見ていきましょう。
クラウドソーシングサービスを利用して書く
これは、初心者に一番おすすめしたいライターとしての稼ぎ方です。
「クラウドソーシング」とは、ネット上で仕事を発注・受注してビジネスが成り立つ仕組みです。
小さな子供がいて会社勤めが難しくても、空いた時間を使って仕事ができるので非常に効率が良いのです。
単発で一回だけ納品して終了の場合もあれば、長期で継続的に仕事をもらうこともできます。
現在、どのクラウドソーシングサービスでもライティングの案件は豊富にあり、200文字程度の簡単な文章作成から4000字程度のブログ記事作成までさまざまな仕事を受注することができます。
クラウドソーシングサービスでの仕事形式はいくつかあり、通常の仕事のように応募→内定→仕事という手順を踏むものもあれば、単純に「仕事したいです!」と手を挙げれば誰でも受注できるものもあります。
後者の場合は、以下のような流れで仕事をします。
やりたい仕事を選ぶ ⇒ ライティングして納品する ⇒ 承認されれば報酬をもらえる
上記のような仕事は単発(1回限り)かつ単純作業のものが多いので、まさに初心者向けです。
「まずは文章を書くことに慣れたい」
「クラウドソーシングサービスに慣れたい」
という人はここから始めてみることをおすすめします。
クラウドソーシングサービスを利用したWebライティングについては、別記事で詳しく紹介します!
ビジネスSNS「Wantedly」で応募して書く
ご存じの方も多いかもしれませんが、「 Wantedly 」は今採用業界で大注目されているサービスです。
新規登録すれば、誰でも自由に仕事を検索することが可能。
ライティングの仕事も豊富で、2021年8月時点では400件以上(翻訳やコピーライターなど高度な仕事も含めると1600件以上!)ありました。
仕事検索画面では「副業」や「フリーランス」も選択できるため、その中から在宅ワークできるものを選んで応募してみるのがおすすめです。
さきほど紹介したクラウドソーシングサービスは匿名性が高いのが特徴ですが、Wantedlyはとてもオープンなサービスで、働く人たちのストーリーを自由に閲覧し、自分に合いそうな雰囲気の企業に応募することができるのが魅力です。
個人的には、クラウドソーシングでライターの仕事に慣れてからWantedlyなどを使って企業に応募する流れがおすすめです。
なぜなら、通常の企業に応募する際は「今までどんなライティングをしてきましたか?」と必ず聞かれますし、その時に話せるライター経験や提出できる成果物がないと内定をもらうのが難しいからです。
クラウドソーシングサービスは未経験でも仕事をもらえる案件が多数あるため、まずはそこで実績と経験を積み、そのあとで会社のライターとして直接雇用を目指すのが最短距離だと思います。
個人ブログで書く
最後に紹介するのは、個人ブログで稼ぐ方法です。
具体的には、自分が運営するブログに貼り付けたあらゆる広告を訪問者にクリックしてもらったり広告商品を購入してもらうことで、広告主から報酬をもらうという方法です。
ブログで稼ぐ=不労所得という夢のようなイメージ、ありますよね(笑)
しかし、正直にお伝えすると、これは本当に難易度が高いです!
私は今も勉強中の身ですが、ひとまず今わかっていることは
- SEO対策の知識
- Webサイト作成の知識(デザインセンス含む)
- サイトの企画力
- 記事を量産する体力と忍耐
- 良質な記事を書く文章能力
などなど、ブログの広告収入で稼ぐ領域に達するには数えきれないくらいの壁があるということです。
ライター経験を積み、基本的な記事作成能力やSEO知識を備えた上で、どんなサイト・どんな記事が求められているのか?というコンテンツマーケティングの領域にも足を踏み入れねばなりません。
学んでも学んでも明確な答えが見つからないトライ&エラーの沼。
万が一成功できたとしても、報酬が入るのは最短でも数カ月先の話。
それが個人ブログで稼ぐということです………
(それでも私が個人ブログを運営しようと思うのは、自分の書きたいことを書く場が欲しいという欲求を満たすためです)
まとめ
最後は少し暗い話になってしまいましたが(笑)
個人的な結論は、初心者はクラウドソーシングサービスから始めましょう!ということです。
すきま時間を使って自宅ですぐ始められる在宅ライター。
未経験でも仕事がもらえるクラウドソーシングサービス。
在宅ライター×クラウドソーシングサービスは、未経験の主婦ライターにとって最強なんです!
中には小さい子供を抱えながら仕事をしようと考えている方もいるかもしれません。
私はそんな方に「どうか無理をしないでください」と何回でも言いたいです。
小さな積み重ねでも着実に実績を積み重ねれば、ライターとして絶対にやっていけます。
焦らず、自分を大切に、ゆるい気持ちで始めましょう!
※クラウドソーシングサービスで稼ぐ具体的な方法は、また別記事で紹介します。
↓こちらの記事では、完全未経験の営業マンだった私が、在宅ライターに転身するまでのお話を書いています。